ブランディングとは
ブランドとは、企業や商品が社会に提供する価値であり、社会にとって有意義な魅力ある個性。それによって社会から得られる信頼です。
社会からの信頼が獲得できれば、営業がやり易くなり、ビジネスチャンスも増えます。社会から選ばれる企業となり、選ばれる商品を提供できれば、当然のことながら売り上げが伸び、企業も成長していきます。
ブランドを構築していくことがブランディングです。
ブランディングと言うと大手企業がすること、広告などに多額の費用がかかるものと誤解されることが多いですが、ベンチャー起業や中小企業、個人事業こそブランディングが重要です。創業時にブランドを確立しておけば社員の行動に一貫性が持てるばかりでなく、営業などの活動もやり易くなります。
ブランドは一度構築すれば良いというものではなく、時代の流れに応じて、あるいはビジネスモデルの変更に応じてブランドの変更(リブランディング)が必要になりますから、永続的に続けていくものです。
企業ブランディング
企業ブランディングには社外向けのブランディングと社内向けのブランディングがあります。
社外ブランディング(アウター・ブランディング)
社外ブランディングは、企業や商品を社会からどのように評価されたいかに主点が置かれます。広告、ロゴマーク、名刺、カタログ、ホームページ、キャラクター、オフィス、などのデザインで人々の視覚に訴求します。また、広告やTVCMなどのキャッチフレーズやメッセージ、テーマソングなどで人々の聴覚に訴求して、企業や商品のブランドを構築していきます。
社外ブランディングは、社会にファンをつくる作業と言いかえることもできます。
社内ブランディング(インナー・ブランディング)
社内ブランディングは、社員の一人一人が企業の経営理念やビジョン、ミッションに基づいて行動するようにブランディングしていきますので、社員の内面に関わってきます。社内ブランディングが徹底すれば、社員が会社に誇りを持って活き活きと活動するようになり、生産性も高まって、企業の売り上げ増に繋がります。社員の定着率も向上します。
社内ブランディングは、社員の愛社精神を高める作業と言い換えることもできます。
企業ブランドで影響力が大きいのは、人です。
社長が醸し出す雰囲気、話し方、発するメッセージで企業のブランドが決まります。
社長に限らず、営業マンの接客、電話応対、採用時の面接官の対応など、社員の見た目の印象、言葉、行動で企業に対する印象が大きく変わります。
社員の一人一人が企業ブランドとなることが、企業全体のブランド価値の向上に繋がります。
社会から信頼され、選ばれる企業になれば、優秀な人材が集まるようになり、企業も成長していきます。
個人ブランディング(パーソナル・ブランディング)
ブランディングは企業に限ったものではありません。
現代社会では人々の働き方が変わり、個人事業主やフリーランスが急増しています。
そうした社会の中で、選ばれる人になるためには個人のブランディング(パーソナル・ブランディング)が求められます。
企業で働く社員であっても、企業の中で自分をどのように位置付けてブランディングしていくかが問われる時代です。
ウィル・コミュニケーションズでは、インナー・ブランディング、パーソナル・ブランディングに注力してコンサルティングを展開しています。
ブランディングをお勧めする企業
- 企業の立ち上げ時にブランドを確立したい企業
- 新規ビジネスやビジネスモデルの変更時にリブランディングしたい企業
- 事業承継時にリブランディングしたい企業
- 企業の急成長に伴う社員の急増で、社内コミュニケーションが低下し、売上が鈍化した企業
- 社員は指示待ちが多く、自発的に働かない企業
- 社員の士気が低下し、離職率が高まった企業
ブランディングの成果
- 企業の知名度、認知度、社会からの信頼度が向上
- 売り上げが増大する
- 営業活動が容易になる
- 社員の士気、ロイヤリティが向上する
- 社員が自発的に行動し、生産性が向上
- 社員の定着率が高まる
- 優秀な人材が応募してくる